目次
なぜ今、壁面収納にオーダー家具が選ばれるのか
住まいづくりにおいて、限られたスペースをいかに有効活用するかは大切なポイントです。特にリビングやダイニングは家族が長い時間を過ごす場所だからこそ、収納不足によって物が増えてしまうと、せっかくこだわった内装も雑然とした印象になってしまいます。
そこで注目したいのが、壁一面を有効活用する壁面収納です。
一般的な既製品の収納家具はサイズが決まっているため、天井や壁との間に隙間ができたり、梁や柱の凹凸によって希望する場所に設置できなかったりすることがあります。
一方、オーダー家具であれば、設置する空間に合わせて寸法を細かく調整できます。天井の高さや壁の幅、梁・柱、窓、コンセントなどの位置まで考慮して設計することで、デッドスペースを抑えながら、空間にすっきりと納まる収納をつくることができます。
さらに、最近では「収納する」だけではなく、テレビボードやデスク、本棚、飾り棚などを壁面収納と一体化させるプランも人気です。
暮らし方や家族構成に合わせて必要な機能を組み合わせられることも、オーダー家具ならではの魅力です。
統一感のあるインテリアをつくりやすい
オーダー家具の大きなメリットの一つが、住まい全体の統一感をつくりやすいことです。
家具を一つずつ購入していくと、木目の色や素材、取っ手のデザイン、高さなどが少しずつ異なり、まとまりのない印象になってしまうことがあります。
オーダー家具なら、床材や建具、壁紙、キッチンなど、すでに使用している内装材とのバランスを考えながらデザインできます。
例えば、フローリングと近い木目を採用したり、壁と近い色の扉を採用して収納の存在感を抑えたり、反対に天然木などをアクセントとして取り入れたりと、空間全体を見ながらコーディネートすることが可能です。
壁面と一体化するように設計すれば、大容量の収納でありながら圧迫感を抑え、すっきりとした印象に仕上げることもできます。
収納家具単体のデザインだけではなく、「部屋全体をどう見せるか」まで考えられることが、オーダー家具の魅力です。
デッドスペースを減らす細かな設計
既製品の家具を設置したとき、家具と壁の間に数センチの隙間ができてしまった経験はないでしょうか。
わずかな隙間でも、長期間使用しているとホコリが溜まりやすく、掃除もしにくくなります。また、天井付近に大きな空間が残っている場合、そのスペースを収納として活用できていないことになります。
オーダー家具による壁面収納なら、実際の設置場所を採寸し、その空間に合わせて設計できます。
例えば、次のような工夫が可能です。
- 天井付近まで収納を設け、使用頻度の低い季節用品などを上部に収納する
- コンセントやテレビ端子の位置を考慮して家具を設計する
- 巾木(はばき)を考慮し、壁際まできれいに納める
- 梁や柱などの形状に合わせて収納を設計する
- エアコンや窓、カーテンとの干渉を避ける
- ロボット掃除機の基地や充電スペースを組み込む
- AV機器やルーターなどの配線を目立たないようにまとめる
単純に「大きな収納を置く」のではなく、その家にある空間をどのように活かすかという視点から考えられるのがオーダー家具です。
ライフスタイルに合わせて機能をカスタマイズできる
オーダー家具は、家族の生活動線や持ち物に合わせて内部まで自由に設計できることも大きなメリットです。
例えば、
「リビングに子どものランドセル置き場がほしい」
「プリンターや書類をまとめて収納したい」
「Wi-Fiルーターや配線をできるだけ見せたくない」
「お気に入りの本や雑貨を飾る場所がほしい」
「リビングの一角に仕事ができるデスクをつくりたい」
といった要望も、壁面収納の設計段階から組み込むことができます。
最近では、壁面収納の一部にカウンターを設け、ワークスペースやスタディスペースとして利用するプランもおすすめです。
また、現在の暮らしだけでなく、将来の変化まで考えておくことも重要です。
可動棚を採用して収納する物に合わせて高さを変えられるようにしたり、子どもの成長後には別の用途で使えるようにしたりすることで、長く使いやすい家具になります。
オーダー家具と既製品の違い
壁面収納を検討するとき、「オーダー家具と既製品では何が違うの?」と疑問に思う方も多いでしょう。
それぞれにメリットがあるため、予算や目的に合わせて選ぶことが大切です。
| 比較項目 | オーダー家具(壁面収納) | 既製品(置き家具) |
|---|---|---|
| サイズ | 設置場所に合わせて細かく調整できる | 規格サイズから選ぶ |
| デザイン | 素材・色・形状などを選びやすい | 商品ラインナップから選ぶ |
| 統一感 | 内装に合わせてデザインできる | 家具ごとに差が出る場合がある |
| 収納力 | 壁面や天井付近まで活用しやすい | サイズによってデッドスペースが生まれる場合がある |
| 機能性 | 持ち物や生活動線に合わせて設計できる | 基本的に既定の仕様 |
| 地震対策 | 建物側への適切な固定を計画しやすい | 必要に応じて転倒防止対策が必要 |
| 費用 | 仕様によって高くなる傾向 | 比較的導入しやすい |
オーダー家具は既製品より費用が高くなる傾向があります。
その一方で、空間に合わせたサイズやデザイン、収納量、使いやすさなどを細かく決められるため、「長く使う家具だからこそ、自分たちの暮らしに合わせたい」という方に向いています。
壁面収納で失敗しないためのポイント
せっかくオーダー家具をつくるのであれば、デザインだけでなく実際の使いやすさまで考えておくことが重要です。
まず確認したいのが、何を収納するのかです。
現在持っている物を一度整理し、「どこに」「何を」「どれくらい収納したいのか」を考えてみましょう。
そのうえで、次のようなポイントを検討します。
- 収納する物を整理する
本、書類、家電、日用品、おもちゃなど、収納したい物をリストアップします。 - 見せる収納と隠す収納を分ける
お気に入りの雑貨はオープン棚へ、生活感が出やすい物は扉の中へ収納するなど、メリハリをつけます。 - 奥行きを必要以上に深くしない
収納量だけを重視して奥行きを深くすると、圧迫感が出たり、奥の物が取り出しにくくなったりすることがあります。 - コンセントや配線を確認する
テレビやAV機器、ルーター、パソコンなどを収納する場合は、電源や配線経路まで考えておきます。 - 将来の使い方まで考える
可動棚などを採用し、家族構成やライフスタイルが変化しても使いやすい設計にしておくことが大切です。
そして、オーダー家具では現地での採寸と確認が非常に重要です。
図面だけでは分かりにくい壁や床の状態、巾木、コンセント、梁、窓などを実際に確認したうえで設計することで、よりきれいに納まりやすくなります。
壁面収納は「奥行き」が重要
壁面収納を計画するときに見落としやすいのが、収納の奥行きです。
「収納は大きければ大きいほど便利」と考えてしまいがちですが、必ずしもそうではありません。
例えば、本や書類を収納する場所に必要以上の奥行きを設けると、手前と奥で物が重なり、かえって取り出しにくくなることがあります。
反対に、衣類や大型家電などを収納する場合には、ある程度の奥行きが必要です。
そのため、収納家具の寸法は一律に決めるのではなく、実際に収納する物の大きさを基準に考えることが重要です。
また、リビングでは収納を数センチ深くするだけでも、通路幅や家具との距離、部屋全体の圧迫感に影響することがあります。
収納量と室内の広さのバランスを考えながら設計しましょう。
デザインにもこだわれる壁面収納
壁面収納というと「収納力」が注目されがちですが、実は住まいの印象を大きく左右するインテリアの一つでもあります。
例えば、扉を壁と同系色にして存在感を抑えれば、ホテルライクなすっきりとした空間に。
木目を取り入れれば、ナチュラルで温かみのあるインテリアになります。
さらに、
- 間接照明を組み込む
- 飾り棚をつくる
- テレビボードと一体化する
- デスクカウンターを組み込む
- 扉を天井まで伸ばす
- 取っ手を目立たせないデザインにする
- 異素材をアクセントとして取り入れる
など、さまざまなデザインが考えられます。
特に新築やリフォームのタイミングであれば、壁紙や床材、建具、照明などと一緒に計画できるため、より統一感のある空間をつくりやすくなります。
フナオカ建装なら、収納だけでなく空間全体からご提案
岐阜市を中心に住まいづくりやリフォームを行う株式会社フナオカ建装では、壁面収納だけを単体で考えるのではなく、リビングやダイニング、キッチンなど、住まい全体とのバランスを考えた空間づくりをご提案しています。
「収納を増やしたい」というご要望でも、実際にお話を伺ってみると、
「リビングをもっとすっきり見せたい」
「家具と内装の色を統一したい」
「テレビまわりの配線を隠したい」
「仕事や勉強ができるスペースもつくりたい」
など、本当に解決したい悩みが見えてくることがあります。
だからこそ、収納量だけを増やすのではなく、生活動線・デザイン・内装・照明なども含めて考えることが大切です。
フナオカ建装では、女性設計士の視点も取り入れながら、毎日の使いやすさとデザイン性の両方を大切にした住空間をご提案します。
新築はもちろん、
- リビングリフォーム
- キッチンリフォーム
- 内装リフォーム
- 壁紙・クロスの張り替え
- 照明計画
- 収納計画
- 造作家具を取り入れた空間づくり
など、住まい全体についてご相談いただけます。
「こんな収納がほしいけれど、実現できるか分からない」という段階でも、お気軽にご相談ください。
まとめ:壁面収納から住まい全体を美しく
壁面収納をオーダー家具でつくるメリットは、単に収納スペースを増やせることだけではありません。
設置する場所に合わせてサイズを調整できること、デッドスペースを活用しやすいこと、持ち物や生活スタイルに合わせて内部を設計できること、そして内装との統一感をつくりやすいことなど、さまざまな魅力があります。
特にリビングのように家族が長い時間を過ごす空間では、「どれだけ収納できるか」だけでなく、収納したときに部屋がどう見えるのか、そして毎日使いやすいかという視点が重要です。
家具だけ、壁紙だけ、照明だけと個別に考えるのではなく、空間全体を一つのインテリアとして計画することで、より美しく暮らしやすい住まいにつながります。
岐阜市周辺で壁面収納やオーダー家具、造作家具を取り入れた新築・リフォームをご検討中の方は、ぜひ株式会社フナオカ建装へご相談ください。
お客様の暮らし方やお好みを丁寧に伺いながら、女性設計士の視点も活かし、デザイン性と使いやすさを両立した住空間をご提案いたします。
「収納を増やしたい」「リビングをもっとすっきりさせたい」「家具まで含めて統一感のある家にしたい」
そんなご希望からでも大丈夫です。
理想の暮らしに合わせた壁面収納と住まいづくりを、一緒に考えてみませんか。






